通過域チェビシェフ型BPF計算

特性: 通過域においての伝送特性にチェビシェフ型(リプルを有している)になっている。
バタワース型よりも減衰域における立ち上がり特性がよい。
通過帯域内において許容するVSWRと減衰域における減衰量(指定した周波数)を同じとすれば、 バタワース型よりも遙かに素子数が少なくて良好なフィルターを作ることができる。
 式は、一部既出したデーターを使用して簡略化しています。 計算結果を実際の素子として作成するには、数値によっては困難な場合もあり得るので 適当に妥協しなければならない部分も有ることを考慮下さい。
また、製作の状況によって、浮遊容量やリアクタンスも存在し、必ずしも設計通りの 特性が得られるものでは無いことを、お断りしておきます。


特性図は下フォームでの、デフォルト入力データーにおける結果をグラフ化したものです。

設計するデーターを下のフォームに入力

Zo :入出力インピーダンス
Ω
fH :通過帯域上限周波数(MHz)
MHz
fL :通過帯域下限周波数(MHz)
MHz
VSWR:通過帯域内VSWR値

fL(db):減衰域(fL)における減衰量(db)
db
fLf :減衰域の減衰量設定周波数(MHz)
MHz

無効な数値は結果が出ません。
次数は回路図左側より C、R1組ごとに1次づつ増えていきます。
計算値で[0]出力は、関係ないことを示します。
特性図で [fLf]値は、上側周波数を示していますが下側周波数では計算できません。 また、[fH]の周波数に近すぎると次数が増えますので5次までを最大(下の回路図が5次です)となる様に設定して下さい。
出力値が[NaN]の場合は計算ができなかった事を示します。
入力データーを確認するか、出力の「次数」を確認して下さい。

次数:
C1:PF    C2:PF    C3:PF
L1:nH    L2:nH    L3:nH


計算結果を他のプログラム(空芯コイル設計やLC同調回路など)に採用したいときは、 Windowsの「コピー」「貼り付け」を利用して下さい。また、ブラウザの「戻る」「進む」を 利用すると計算結果のデーターは消えません。


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