ちまたで有名な、超安価スペクトラムアナライザー「tinySA」を買ってみた。
1万円以下でスペアナが手に入るなんて!SDR技術の進化で、ちょっと昔までは、想像もつかない時代になったな。
購入はAmazonで。
ただ、コピー品が出回っているようで、心配していたが、届いてすぐ本家のHPの
ここで本物とコピー品の違いが判るので調べたら、コピー品でなくて良かった!
概略仕様は、
○2つの入力端子:0.1MHZ-350MHz用の高品質MF / HF/VHF入力、240MHz-960MHz用の低品質UHF入力
○ディスプレイ解像度 320*240 ピクセル
○画面対角 2.8"
○RGB ピクセルあたり 16 ビット
○抵抗式タッチコントロール
○ジョグスイッチコントロール
○USBシリアルポート制御
○内部 PCB 上のオプションの TTL USART ポート (SW はまだ実装されていません)
○スイッチングノイズを回避するためのリニア電源。
以下は本家HPからgoogle先生に翻訳してもらいました。
低入力モード仕様:
- 100kHz ~ 350MHz の入力周波数範囲 (10kHz までの制限あり)
- 入力減衰量を 10dB 以上に設定した場合、入力インピーダンスは 50 Ω。
- 0dB から 31dB の間で 1dB 刻みで選択可能な手動および自動入力減衰
- 0dBの内部減衰で+10dBmの絶対最大入力レベル
- 30dBの内部減衰で+20dBmの絶対最大短期ピーク入力電力
- 自動モードで内部減衰を使用した +5dBm の推奨最大入力電力
- 最良の測定を行うには、入力パワーを -25dBm 未満に保ちます
- 内部減衰0dBで+15dBmの3次変調積(IIP3)の入力インターセプトポイント
- -1dBm で1dB圧縮ポイント、0dB 内部減衰
- 0.5dB の電力検出器分解能と +/-2dB の周波数に対する直線性
- +/- 2dB の電力レベル校正後の絶対電力レベル確度
- -102dBm の 30kHz の分解能帯域幅を使用した最小の識別可能な信号
- 選択した分解能帯域幅に等しい周波数精度
- 100kHzオフセットで-90dB/Hz、1MHzオフセットで-115dB/Hzの位相ノイズ
- 70dB の 30kHz 分解能帯域幅を使用する場合のスプリアス フリー ダイナミック レンジ
- 手動で選択可能な 3、10、30、100、300、600kHzの解像度フィルター。57 個の解像度フィルターから 1 つを自動的に選択します。
- 51、101、145、または 290 の測定ポイントの画面解像度。
- 最大解像度フィルターを使用した 1000 ポイント/秒を超えるスキャン速度。
- 選択した解像度帯域幅に関係なく、スキャン範囲全体を確実にカバーする実際のスキャン ポイントの自動最適化
- 特定の信号が内部で生成されているか、入力信号に実際に存在するかを評価するためのスプリアス抑制オプション
- ハードウェアを少し変更すると、復調されたオーディオ を聞くことができます
高入力モード仕様:
- 240MHz~960MHzの入力周波数範囲
- 入力インピーダンスは周波数に依存し、50 オームから逸脱します
- 入力帯域フィルタがないため、240MHz ~ 960MHz の範囲外の強い入力信号は、帯域内信号の歪みを引き起こす可能性があります。
- +10dBmの減衰なしの絶対最大入力レベル
- 内部減衰なしの -5dBm の 3 次変調積 (IIP3) の入力インターセプト ポイント
- -6dBm で1dB圧縮ポイント、内部減衰なし
- 0.5dB の電力検出器分解能と +/-2dB の周波数に対する直線性
- +/- 2dB の電力レベル校正後の絶対電力レベル確度
- -115dBm の 30kHz の分解能帯域幅を使用した最小の識別可能な信号
- 選択した分解能帯域幅に等しい周波数精度
- 50dB の 30kHz 分解能帯域幅を使用する場合のスプリアス フリー ダイナミック レンジ
- 手動で選択可能な 3、10、30、100、300、600kHzの解像度フィルター。57 個の解像度フィルターから 1 つを自動的に選択します。
- オプションの 25dB ~ 40dB の周波数依存入力減衰器。このアッテネータをアクティブにすると、パワー レベル エラーが +/- 10dB に増加します。
- 51、101、145、または 290 の測定ポイントの画面解像度。
- 最大解像度フィルターを使用した 1000 ポイント/秒を超えるスキャン速度。
- 選択した解像度帯域幅に関係なく、スキャン範囲全体を確実にカバーする実際のスキャン ポイントの自動最適化
- ハードウェアを少し変更すると、復調されたオーディオ を聞くことができます
低出力モード仕様:
- 高調波が基本波の -40dB 未満の正弦波出力
- 100kHz~350MHzの出力周波数範囲
- 出力周波数範囲全体でレベル精度 +/- 2dB
- 出力周波数分解能は、47MHz 出力で 156Hz 以下、または 47MHz 出力で 312Hz のいずれか
- -76dBm~-6dBmの間で1dBステップで選択可能な出力レベル
- 50Hz ~ 6kHz の周波数でのオプションの AM、ナロー FM、およびワイド FM 変調、または選択可能な周波数スパンでの低速スイープ
- 最大出力レベル範囲全体にわたるオプションの出力レベル スイープ
高出力モード仕様:
- 方形波出力
- 240MHz~960MHzの出力周波数範囲
- 出力周波数分解能は、480MHz 出力以下の 156Hz または 480MHz 出力以上の 312Hz のいずれか
- -38dBm~+9dBmの範囲で出力レベルを可変単位で選択可能
- 50Hz ~ 6kHz の周波数でのオプションのナロー FM およびワイド FM 変調、または選択可能な周波数スパンでの低速スイープ
参照ジェネレータの仕様:
- 高入力/出力に接続された -26dBm の基本波を備えたオプションの方形波出力
- 周波数は、1MHz、2MHz、4MHz、10MHz、15MHz、または 30MHz に設定できます。
バッテリー仕様:
- 充電時間 500mA 最小 USB ポートまたは USB 充電器で最大 1 時間
- 完全に充電されたバッテリーで少なくとも 2 時間動作
とにかく、ちっちゃいのに性能は中々と思います。
また、PCに接続してコントロールもできるソフトも公開されています。
詳しくはJH4VAJさんが、紹介されていますので、参照してください。
もちろん、私もインストールしてみました。この価格ではありえないと感動します(笑)
まだ、今日届いたばかりで、検証もなにもできてないですが、今後これでトラッキングジェネレーターが出来れば、フィルター製作とかに使えそうなので、出来たらいいなぁとか、妄想が止まりません。(笑)
今後は本家サイトをじっくり見て色んな使い方等を研究していきたいです。
ここ ↓ 「tinySA」の購入先
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