FLASH Tips No.6

【　マスク、モーションガイド、イージング、鏡像サンプル　】

(Flash Ver4用)

（Ａ）マスクの掛け方の内、前後の位置関係から部分的に掛けたい場合、また
　　　動いている対象に対してのマスクの掛け方。
（Ｂ）同時に動くマスクを掛けたい場合、モーションガイドと同時に掛けられない。
（Ｃ）回転（扁平疑似３Ｄ）のスピードを自然に見せるためイージングで調整
（Ｄ）鏡面像を描画する。（疑似３Ｄ）

FLA生ファイル(Winで作成）　ring_mask1.fla(23KB)
LZH圧縮(fla,swf) 　　　　ring_mask1.lzh(13KB)
ZIP圧縮(fla,swf)　　　　　ring_mask1.zip(12KB)

（上記ファイルはFLASH-4で作成し、FLASH-3で書き出しています。）

【　作　成　ポ　イ　ン　ト　】

（１）全体の概略

（ａ）球体シンボルをモーションガイドに沿って楕円に回転

　　　　　　　　　　　↓

（ｂ）上記ムービーとリングに隠れる部分のマスクとを組み合わせる

　　　　　　　　　　　↓

（ｃ）さらにシーン上のリングに沿ってモーションガイドを設定し回転させる

（２）イージング

（ａ）球体の回転運動では左右運動の方が前後運動より早いので、１周を４分割しイージングの設定で自然な速度になるよう調整 １区画事にイージング設定値は[イン][アウト]反転

（ｂ）遠近感を出すため球体のシンボルサイズも同時にトゥイーンで拡縮する。

（ｃ）１周の４分割は最初全体でトゥイーン設定してから正確に分割点にキーフレームを追加する。

（３）鏡像の設定

（ａ）シーン上のリングと同じシンボルを使いアルファを50%程に落とし球体シンボル上のフレームに設定

（ｂ）フレーム数を楕円回転時と同じにする。

（ｃ）回転したときの鏡像イメージに合わせるためモーショントゥイーンで変形させる。

（ｄ）球体と同じサイズでマスクを掛けてはみ出し部分を表示しないようにする。<

※鏡像は表現しやすさと変形の状態を考慮してリングを２分割して使用しています。

球体の楕円回転とモーションガイド

球体の回転ムービーにマスクを掛ける（マスクも回転）

楕円回転のトゥイーン設定にイージングを設定（１ステップ事に＋－方向が逆）

鏡像とそのシンボルのトゥイーン