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2005年02月04日
月刊『ファイブナイン』
10数年前、DX(海外)通信に明け暮れていた時期があった。その頃は「ワッチこそ命」とばかり励んでいたものの、QSLカードを貰うまでは単なる自己主張にしかならない。かと言って当時のヘボDXerな私は交信相手から常にQSLインフォメーションを聞き出せるとも限らないわけである。そんなときに心強かったのは、やはりこの『ファイブナイン』であった。単なる無線の本と言うよりDX通信にかなり特化した内容で、ペディション情報、QSLインフォ、伝搬状況、国政情報、等々おいしい話題がぎっしり詰まった情報本なのだ。
無線と言えば、最近はアクティブどころかHFのアンテナすらタワーから降りたままで屋根の上に這い蹲っている。九州は台風が多く、近くに上陸しそうな時はいつもアンテナの上げ下ろしに泣かされた。思えば昨年は史上最高の上陸数の年でもあったが、アクティビティの落ちた自分は既にアンテナは降ろしっぱなしだったことを妙に喜んだりもした。
メインコンテンツの「QSL Card Gallery 2」にもあるように10数年前はDXにすごく燃えていた。もちろんローカル局にDX好きが多かった影響もあるが、サイクル的にも良いころで、スタートからエンティティーを稼ぐには、もってこいの時期でもあった。
そろそろDX通信も再開したいとは思っているが、屋根に上がるのも少々おっくうだと思ったりもする。当時に稼いだエンティティはコンファーム(有効QSL受領済分)が200数十、交信局だと270エンティティーぐらいだったと思う。ローカルには300越える強者もいた。あれから随分経ったので、諸外国のプリフィックスなども随分変わったんだろうな。以前はプリフィックスだけ聞いて、ほとんどのエンティティ名をすぐさま言えたし、アンテナ方向もすぐ理解出来たのだが、今となっては半分以上忘れている(なさけない)。
私の所属する登山のグループも無線の免許所持者が40名近く居る。私と同じくDXをやっていた人もいるので、いずれクラブを作り、DXも含めて自分をアクティブ化しなくちゃいけないな。そのときはきっとまた『ファイブナイン』のお世話になるに違いない。
投稿者 jr6bij : 2005年02月04日 23:54
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コメント
いつも書き込みありがとうございます。
BIJさんもブログに移行されたのですね。
ありましたね〜そんな雑誌・・・懐かしいなあ。それにしても、コンファームで200数十とは、すごいです。
僕もかれこれ17,8年ぐらい前までは、ちょっと無線をかじってまして、当時は貧乏学生で、中古のTS-520DとロータリーダイポールでDXを追っかけてました。
でもSSBは全然飛ばなかったので、専らCW専門でしたけど・・・(^_^;)
記憶では、コンファーム100ぐらいだったので、足下にも及びませんね。(笑)
今は完全に足を洗ってしまっているので、現在の無線界はさっぱり分かりませんが、せわしない世の中、CWでゆっくりヨーロッパや南米なんかとラグチューするのは最高の贅沢かも知れませんね。
投稿者 RJB : 2006年05月24日 12:54
RJBさん、コメントありがとうございます。
CWって良いですよね。でもまったくヘボなので599TUのレベルしか出来ないのがつらいです(^_^ゞ
ロータリーダイポールでSSBはやはりきついですよね。特に40mあたりではやっぱりCWの威力を感じます。ペディ局とかで落とせたときは思わずガッツポーズになっちゃったりしてます。
知り合いに和文の鬼(?)みたいにうまい人がいますが興味はあっても私の頭が付いていけません、ははは!
投稿者 JR6BIJ山添 : 2006年05月24日 12:55