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2005年01月01日
「山の図書館」にて
毎年恒例になりつつある九州登山情報センター・山の図書館の「年越しキャンペーン」に行ってきました。
大晦日から、元旦にかけて宝満山へ新年登山やご来光を見る為に登られる方々に登山口手前で、登山時の激励と下山後には豚汁や獅子汁を食べながら薪木で暖をとってもらう。もちろん山の図書館のアピールイベントでもあるため、初めて館内を訪れる方には色々と館内説明もする。
しかし、大晦日から天候の具合は悪く、登山道も積雪がある様子。元旦も雪が降り続く状況で、昨年より大幅に登山者が少ない。でも毎年の新年登山を恒例としている方には雪など関係ないのかもしれないが・・・・
そんな悪天候でもやはり「初めて登ります」と言いつつ、スニーカーを履いた若いグループがいるのもびっくりする。
早速と大晦日のうちに下山してきた方に山頂や登山道の状況をきくと、山頂は30cm程の積雪の様子。特に初めて登られる方には、そのような状況の説明と足下に十分注意するよう指導するのも仕事のうちなのだ。
山の図書館前を登山者が通過するピークはだいたい4時半頃、昨年はぞろぞろと大勢の方が通ったが、さすがに今回は少ない。トータルでも100名に満たないような少なさだ。
日の出時間は7時20分頃、今年のご来光は期待できないので、皆そうそうに下山してくるだろうと予想していた。しかし、相当足下が悪かったらしく下りの方がかえって時間がかかったと言う。
山頂はどんなだったのだろうか?登った方に聞くと、風があり寒くてたまらないので、ちょっとの間しか居る事ができなかったと。
初心者には少々つらい日になったようだ。中には山頂まで行けず途中でリタイヤした人も数人。
降りてきて、ずぶぬれになった靴下を脱ぎ、真っ赤になった足を薪木にかざして暖をとる姿は少々可哀想な気がした。やはりこんな日に「スニーカー」では無茶ってものだ。
しかし、ご来光は拝めなかったが、元旦早々、雪に覆われた宝満山の山頂は滅多にお目にかかれないだろう。それがせめてもの救いだったかもしれない。
投稿者 jr6bij : 2005年01月01日 18:00
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